GAMMA 10/PDXの春実験キャンペーンがスタートしました

タンデムミラー装置GAMMA 10/PDXでは、春実験キャンペーンが始まりました。本キャンペーンは6月26日まで(月曜日を除く)の予定で実施されます。実験日は朝8:30から電源や加熱・計測装置等の立ち上げを行い、その後21:00までプラズマ実験を進めています。長時間にわたる運転を支えるため、教員・技術職員・学生が協力しながら実験に取り組んでいます。

今回の春実験では、イオンサイクロトロン周波数帯(ICRF)波動に関する基礎・先進的な物理の研究に加え、高イオン温度のダイバータ模擬プラズマを用いた非接触プラズマ物理研究、さらにトカマク型装置の周辺プラズマ領域で観測される突発的な高プラズマ熱粒子束を模擬する実験など、核融合炉実現を支える幅広い研究テーマが進められる予定です。

また、本キャンペーンには多くの学生も参加しており、大型実験装置の運転や計測、データ解析を通じて、実践的なプラズマ実験研究を学んでいます。下の写真は、実験日の16:30に行われる昼番と夕番の引継ぎ(ブリーフィング)の様子です。実験の進行状況や真空状態、当日のデータ取得状況などを共有し、夜まで続く実験運転へと引き継いでいきます。

GAMMA 10/PDX 実験引継ぎの様子1

GAMMA 10/PDX 実験引継ぎの様子2

昼番と夕番の引継ぎ(ブリーフィング)の様子(GAMMA 10/PDX運転室)