センター長挨拶、センターの組織と運営

1.挨拶

当センターでは、世界最大のタンデムミラー型プラズマ閉じ込め装置GAMMA 10/PDXを用いて、プラズマ物理学と核融合科学の最先端研究を推進し、エネルギー問題の解決に資する「プラズマ核融合エネルギー」の研究開発に貢献しています。また、これらの研究を通して人材育成にも取り組んでいます。

これまで、「数億度の高性能プラズマと常温壁の両立」という基本テーマを推進し、閉じ込め向上に寄与する電位/電場による輸送制御研究、核融合炉壁への熱・粒子束の軽減を目指した境界プラズマ研究及び上記研究の基盤となる高出力ジャイロトロンの開発において成果をあげてきました。また、核融合科学研究所を中心とした双方向型共同研究を基盤として、全国共同研究も積極的に進めております。さらに研究を発展させるために、超伝導コイルを用いたミラー型装置の建設を進めています。これからも、センターではプラズマ物理学と核融合科学研究を基礎として、地球規模のエネルギー問題、地球温暖化問題等の解決に貢献するために活動してまいります。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2.センターの組織と運営

当センターの運営については、センター外の教員が過半数を占める学内の委員による「プラズマ研究センター運営委員会」を年3〜4回開催し、重要事項を審議して実施していく体制となっています。また、学外委員を含む「プラズマ研究センター運営協議会」が年1回程度開催され、センターの運営について、俯瞰的な立場で意見して頂いています。さらに、日々の運営を実施するために、センターで研究する教員からなる「センター実験会議」を月2回開催し、迅速かつ開放的に、日常的な運営を行っています。これらの委員会等の委員長、議長はセンター長が務めています。

また、当センターは自然科学研究機構の核融合科学研究所(NIFS)の共同研究の枠組みである「双方向型共同研究」に参加し、実質的な全国共同利用・共同研究施設として活動をしています。その共同研究の公平性、透明性を担保することから、学外委員長による「プラズマ研究センター双方向型共同研究審査委員会」 を設置し、NIFSの「双方向型共同研究委員会」と協力して、応募されてきた共同研究課題の審査を実施しています。

研究活動では、EKPと呼ばれる「実験運転責任者」が、週番で教員から任命され、具体的な研究を遂行します。また、EKPの議長のもとに、毎週月曜の朝に全教員、学生等が参加する研究ミーティング(RM)が行われ、実験結果や計画についての議論が行われます。また、センター全員による活動全般についての情報 交換の場としてセンターミーティング(CM)も毎月曜日に行っています。