CentOS(Linux)でワイドモニタを利用する
17インチディスプレーくらいのモニタを接続して、表示する場合には、Xの設定(xorg.conf)で表示出来る場合があるのですが、22インチワイドのモニタは、いくつかの修正作業が必要でした。
前準備として、
- 22インチモニタの水平・垂直同期、最大解像度を調べておく。
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xorg.confをバックアップしておく
- PCに内蔵されているグラフィックボード(グラボ)を調べておく。
# lspci
01:00.0 VGA compatible controller: nVidia Corporation NV11 [GeForce2 MX/MX 400] (rev b2)
- PCに内蔵されているグラフィックボード(グラボ)を調べておく。
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- グラボがGeForce2 MX/MX 400であるのが、わかったので、https://nvidia.com/でドライバーをダウンロードする。
今回は、1.0-7185のドライバーを使用した。- Xが立ち上がっていれば、Xを止める
若しくは、CTRL+ALT+F2でコンソール画面にする
(Xが立ち上がっていると、ドライバーインストールが出来ない)- シングルモードにする
(必要なプログラムが立ち上がっていたら、終了する)
# init 1- ドライバーをインストールする
# sh NVIDIA-Linux-x86-1.0-7185-pkg1.run
対話モードになるので、Acceptを押してインストール作業を進める。
ドライバーがKernelに組み込まれる- kernelレベルの変更作業なので、再起動
# sync;sync;shutdown -r now- 解像度の確認
再起動後のXの解像度で1680×1050が表示されなかったので、xorg.confを修正
# vi /etc/X11/xorg.conf
Section “Screen”のModes行に、”1680×1050″ を追加して、保存- Xを再起動
- 解像度の設定
解像度の設定は、gnome-display-propertiesで出来ます
- 解像度の設定
- Xを再起動
- 解像度の確認
- kernelレベルの変更作業なので、再起動
- ドライバーをインストールする
- シングルモードにする
- Xが立ち上がっていれば、Xを止める