コロナウィルスの影響で、職場でも、全体会議やグループミーティングが、ビデオ会議サービス「Zoom」を使ったビデオ会議が利用され始めました。

比較的導入しやすく、利用も簡単であるため、特に教員に限っては、ほぼ必須なビデオ会議システムなようです。 個人的に言えば、脆弱性などの問題もあり、ましてや鍵管理システムが中国を経由していることから、あまり利用はしたくありませんけどね。

ビデオ会議「Zoom」の暗号化は機密情報に不適切、中国との関係を研究者が警告 | 日経クロステック(xTECH)

大学内の教職員に至っては、よほどの理由がない限り通常通りの出勤となっており、リモートワーク(テレワーク)による在宅勤務をする方は、ほぼいません。
しかし、学生は自宅待機が発令されており、大学に来ることを禁じられているため、リモートワーク環境が必要とされてます。 大学では、教職員・学生用にVPNサービスが提供されており、所内でもVPN環境が利用できるので、自宅や外部にVPN接続出来る環境(PCやネットワーク)があれば、どこからでも接続が可能となってます。

センターでは、公式ホームページはありますが、所内の細かい情報は書かれていないため、所内でWikiページを構築しようかと思案しています。 コロナウィルスの影響で、各自のPCで作業する機会が増えていることから、チャットシステムも構築しようかと思います。
それぞれ、オンプレミス運用でWikiにCrowi/Growi、チャットにmattermostを構築中です。 今では、Dockerで簡単に運用できるようになったので楽になったものです。
Wikiに関しては、いろんな場所に散乱していた情報を一箇所に集約することが出来て便利な反面、

  • 使い方が分からない
  • Markdownを覚えるのが面倒
  • 何を書いてよいかわからない
  • そもそも投稿する時間がない

などの理由で、過去にも導入断念されてきました。 なので、自分や興味ある人のみでも、情報を集めて、便利に思われていけば活用につながるかと思うので、少しずつ集約して行こうかと思ってます。

チャットでは、Slackが便利ですけど、活用されてくると料金プランがより便利になってくるので、オンプレなmattermostを採用し、Slackを使ったことがある方であれば、ほぼ馴染めると思います。

ただ、所内でSlack自体使っている人は、ほとんどいないようなので、一人チャットになるような予感・・・

このようなサービスを構築していくと、面倒になるのが、ログイン管理。
所内にはLDAP環境がないので、LDAPも構築したり、DNSも変更したり、アクセス制限かけたりと芋づるに作業が増えていく。

こんな事考えていると、上からの業務命令ではないので、無駄な作業なのかもしれないと頭をよぎっているのが現状。
結局は、使い始めるまで重い腰を上げさせるのが大変ってことですね